行方不明、見つかった!あなたの大切な人を探す4つの方法

 

行方不明だった大切な人が見つかった!

 

いまのあなたにとって、これ以上ない、これ以外にない目的です。

 

この目的を成功するためには、行動するしかないことはわかっている。

 

でも、「人探しの経験はない、何から始めれば…?」「失敗はできない、確実な方法は?」という不安があなたの行動を止める壁になっているかもしれません。

 

しかし、人探しのためにあなたができることは多くありません。
「何からすればいいのか?」ではなく、「あなたが今できることは何か?」という思考でまずは考えてみてください。

 

あなたにとって、今すぐにできることは以下の4つだけだと気付くのではないでしょうか?

 

行動をする前に不安に襲われることは当然ですが、「知る」ことで不安を少なくすることはできます。

 

わたしも不安と焦りだけの暗闇の中で人探しをした経験があります。
まさかこのようなことが…、なにかの間違いでは…、夢であってほしい…、厳しい現実を直視することは苦痛でした。

 

未来を変えるためには、あなたが行動すること・決断すること以外には方法はありません。
心構えができたあなたに、私の体験に基づく情報を伝えたいと思います。

 

 

 

あなたが人探しをするためにできる4つの行動

 

人探しの方法は4つ

 

突然、失踪したあなたにとって大切な人を探すにはどうすればいいのか?
様々な人探しの方法がありそうで、何をすればいいのかわからないことでしょう。

 

しかし、実際にあなたができる行動は以下の4つしかないのです。

 

  1. 警察に探してもらう。
  2. 自力で探す。
  3. 探偵事務所・興信所に依頼する。
  4. 失踪者が自発的に帰ってくるのを待つ。

 

もちろん、ひとつの方法だけしか選択できないわけではありません。
同時に2つの行動を行うことも当然できます。

 

実際に、失踪した家族を見つけるために行った私の行動は、捜索願を出してから自力で探すという最も選ばれやすい方法でした。

 

なにをすべきかわからずに、「帰ってきてくれるはず」という現実逃避や楽観視からの、見つけてあげるための行動をせずにひたすら待つだけという選択だけは、必ず後悔することになります。

 

あなたの行動を促すためにも、あなたができる4つの行動をメリット・デメリットを含め解説していきます。

 

 

1.行方不明者届(家出人捜索願い)を提出して警察に探してもらう

まずは最寄りの警察署や派出所・交番に行方不明者届けを提出することが大切です。
提出するタイミングや時期を気にしてしまうでしょうが、気にしすぎる必要はありません。不安を感じた際には直ちに相談すべきです。

 

メリット

日本最大の組織に協力してもらえることです。これほど心強いことはないでしょう。

 

捜索願いは24時間受けつけてくれますし、費用もかかりません。
もちろん相談や捜索願いの手続きは担当の警察官の方が親切に対応して頂けます。

 

私の体験談
私の場合は知人などに会うことを恐れ、深夜1時過ぎに相談に警察署に行きましたが、丁寧に対応して頂いたことを鮮明に覚えています。

 

デメリット

1年間に行方不明届が提出される数を知ってますか?
毎年8万人を超す捜索願いです。1日あたり220名を超すほどのすごい数です。

 

世界有数の優秀さを誇る日本の警察組織でも、8万人以上の行方不明者すべてに対応できるはずはありませんよね。
人探しだけが警察官の業務であったとしても厳しいでしょう。

 

世間を震撼させた「座間市の事件」では、被害に遭われた9名全員が行方不明者届けを提出されていたそうです。

 

もしもあなたが警察に行方不明者届けを提出して、「やれることは全てやった」と思われるのは危険です。
人探しにおいては、行方不明者届けの提出がスタートラインと思うべきです。

 

大半が特異行方不明者として公開捜査をしてくれることはありませんので、酷ではありますが過度な期待はすべきではありません。

 

 

2.自力で探す

自力で探すことが最も行動しやすい選択肢です。
誰もが人探しといえば自力で探すことを最初に考えることでしょう。

 

 

メリット

  • 金銭的に多大な出費を防げる。
  • 探すための初期行動がとりやすい。
  • あなたの判断で様々な方法で探すことができる。

 

金銭的な負担が少なく始められることと、すぐに「探す」という行動ができるため精神的にも少しだけ不安から解放されます。

 

様々な人探しの方法もできます。
自分なりの推測できる場所を特定して探したり、親族や友人の協力を受けて探したり、ビラやSNSを利用した情報収集を行ったりと自由度が高いのが一番の利点でしょう。

 

 

デメリット

  • 仕事をしながら同時に人探しを行うのは不可能。
  • 日常生活に大きな支障をきたす。最悪、職を失う恐れも…。
  • 当てが外れた際に、次に何をすべきかわからなくなる。
  • 失踪者を見つけれる確率は高くない。
  • 長期化した場合は、収入がないのに支出は増えるという負のスパイラルに…。

親族・友人・知人の協力や、昔ながらの行方不明者のビラ配りやポスター貼り、インターネットを利用したSNSでの情報の収集・拡散による人探しの方法も効果がある場合もあるでしょう。

 

しかし、失踪者が無事に帰ってきた場合のことを考えた際にはデメリットが大きすぎることも否定できません。
なぜなら、失踪した人にとっては他人に失踪の事実を知られることを最も恐れるからです。

 

とてつもなく大きな不安を抱きながらも懸命に社会復帰する際に、「あの人、失踪してたらしいよ」なんて噂された場合はどうでしょう?
社会復帰どころの話しではなくなるかもしれません。

 

私の体験談

失踪した私の大切な家族は、このことが原因でうつ病になり4か月後に自殺未遂を行い、命を繋ぎとめれたことが奇跡的なくらいのことをしました。

 

探してあげることが第一で先のことを考える余裕はないかもしれませんが、失踪した人にとっては無事に家に帰ってからが本当の戦いになるのですから。

 

また、金銭的な負担も大きいものでした。
私の場合は、ほぼ1ヵ月間で見つけることができましたが、その間の収入は当然ながらゼロでした。
協力してくれた弟は失業してしまい、金銭的なことも含め人生設計も狂ってしまいました。

 

自力で探す場合は、人件費は抑えることができるでしょうが車を利用するならばリース代・燃料費・高速代・駐車料金などが必ず発生します。

 

もちろん最低限の生活費は必要ですし、何らかのローンや支払いも当然ありますが収入が激減する可能性や離職する覚悟を迫られることもあることを考えておくべきです。

 

 

私の体験談
私が自力で探した方法は、私と弟と叔父と祖父の4人+クルマ3台でほぼ1ヵ月探しました。休日や夜間には甥に協力してもらったりもしました。
人件費や必要経費を単純に計算しても、200万円に近いか超してしまうほどでした。
それ以上に、昼夜問わず睡眠時間までもほとんどない最低限の生活すらできない状態での精神的なダメージは金額に表わせないほどに甚大でした。
17年経った今でもトラウマとして鮮明に覚えています。忘れられません。

 

自力で探すことに成功した私でも、もしも2度目があるならば自力で探すという選択肢は再び選ぶことはありません。

 

 

3.探偵事務所・興信所に依頼する

メリット

  • 人探しのプロであるため、発見の可能性が高くなる
  • 早期の行方不明者発見の可能性が高くなる
  • 依頼することで仕事や日常生活が送れるため、生活基盤が維持できる
  • 事件性がある際は、あなたが2次被害に遭う可能性が低くなる
  • 精神的・肉体的にあなたの疲弊を減少することができる

人探しのプロであるため、解決までの期間の短縮・発見確率を上げることができるといったメリットは間違いなく大きいです。

 

気付きにくいことは、見つけてあげることと同じくらいに「仕事ができる」「日常生活ができる」といった生活基盤の維持は重要なものなのです

 

失踪者を探すことを最優先にし過ぎて、せっかく発見できたのに収入はなくなり生活基盤はボロボロ、あなたまでも心身ともに疲弊しきってるような状態では本当の解決にはなりません。

 

人探しは「探してあげること」「社会復帰できる生活基盤の維持」の両方が必須なのです。

 

私の体験談

失踪した家族を無事に保護できた時点で目標を達成できたと安堵していました。
しかし、収入は激減し家族みんな心身ともに疲弊した状態だったため、「自分のせいでこんなことに…」「私はいない方がいいのでは…」と考え込ませたのが自殺未遂をさせてしまった原因のひとつだったのでは、と考えてしまいます。

 

行方不明者を探してあげることは1番の目的ですが、受け入れてあげれる環境の維持はイコールです。痛感させられました。
探偵事務所への依頼は安くありませんが、明るい未来を取り戻せる方法と考えるならば決して高いものではないと私は断言できます。

 

 

デメリット

  • 高額な捜索費用を請求されるイメージがある
  • 依頼する探偵事務所を探す必要がある
  • 「探偵」という存在が身近なものではないため、違和感を感じる

 

 

 

4.大切な人が帰ってきてくれるのを待つ

メリット

 

  • 普段に近い日常生活ができる
  • 肉体的な疲弊感は少ない
  • 捜索費用がかからない

 

 

デメリット

 

  • 精神的な疲労感が大きい
  • 解決するチャンスを逃し、当然として可能性は低くなる
  • 「できることはしている」という自分なりの納得はできない
  • 結果次第では一生後悔する恐れがある

 

 

 

 

 

 

 

理想的な人を探す方法は?

 

大切な人をお金で買うことはできるはずはありません、当然です。
しかし、大切な人を取りもどすための最善の方法はお金で買うことができます。

 

 

 

「行方不明だった大切な人が見つかった!」その後を考えた人探しの方法が重要。

 

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